初めまして、anninと申します。
これからSeaSideの一員として皆さまの生活を少しでも彩れるよう、
記事をお届けしたいと思います。
簡単ですが、自己紹介をさせて頂きます。
生まれも育ちも愛媛で、
家族の転勤によって県内を転々としてきました。
これは少しだけ誇りに思っているのですが、
愛媛の地域東予・中予・南予全てに住んだことがあります。
同じ愛媛県内でも、それぞれの地域に個性があることを感じてきました。
現在も愛媛県内で過ごしており、まさにエヒメイドな私です。
これからどうぞ、よろしくお願いいたします。
コロナ禍の中の生活
コロナ禍が落ち着きはじめ、
恐る恐るながらも徐々に元の日常を取り戻しつつあります。
しかし元どおりの日常に戻るのではなく、
「新しい生活様式」が推奨されるようになりました。
完全に受け入れるのはまだ難しいと正直感じますが、これを機に自分たちで「新しい生活様式」を創れば良いのでは、と思い立ちました。
それが今回の記事のタイトルの、「ことばで四季を感じよう」です。
四季を感じる機会の減少
皆さま、今年の春はどのように過ごされましたか?
今年はコロナ禍の真っ最中で桜を見ることもなく、
いつの間にか春が終わってしまった方もいらっしゃると思います。
もしかしたら夏も秋もこの様な形で過ぎてしまうかもしれない…、
それは少し寂しいですよね。
皆さんは今までに本や曲の一節に、四季を感じたことはないでしょうか。
今回は特に愛媛の文化の一つでもある、”俳句”にて四季を感じてみませんか?
俳句と愛媛県
愛媛県は著名な俳人、正岡子規の出身地であり、俳句王国と呼ばれるくらい俳句文化が浸透しています。街には自由に投函できる俳句ポストや、俳句施設があります。
俳句甲子園や某番組の俳句づくり対決で知っている方もいらっしゃるかもしれません。このように、愛媛県は俳句文化が盛んなのです。
夏を感じる俳句
では実際に、俳句で四季を感じてみましょう。
夏が近づいているので、夏の俳句をご紹介します。
「紫陽花や 昨日の誠 今日の嘘」
正岡子規の句です。
紫陽花は地面のPH(酸性かアルカリ性か)によって、様々な色に変わります。
ころころと変わる人の心のように、昨日本当だったものが今日は嘘になっている。そのような人の心の移り変わりを、紫陽花とリンクして詠まれた句です。
いかがでしょうか。
皆さまの頭の中に紫陽花の赤や青、紫陽花の周りには小さな川。
それを見ている散歩中の方…情景が思い浮かびましたか?
愛媛の夏の風物詩ともいえる土曜夜市や花火大会が次々と中止され、夏を感じる機会が少なくなりました。
しかし今回ご紹介したような、俳句という”ことば”で少しでも夏を感じることができたかと思います。
俳句鑑賞はハードルが高いという方も、解説つきの俳句がインターネットでは沢山紹介されておりますので、是非調べてみてくださいね。
次回は、より親しみやすい現代の俳句や、簡単な俳句の作り方をご紹介します。
皆さまの生活に少しでも四季の彩りを。
annin / Writer
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