みなさん、こんにちはrisaです。
6月19日から始まったSea Sideのクラウドファンディングは、公開から16日を迎えました。今までご支援していただいたみなさま、SNSでのシェアをいただいたり、励ましのお言葉をくださったみなさま、本当にありがとうございます。
7/31までの間、クラウドファンディングに関するお知らせを随時お伝えしていきますので、様々なリターンなどを通して「愛媛」の魅力に触れるきっかけになれば幸いです。
そして、今回わたしがご紹介するのは、愛媛県内子町の五十崎地区にて古くから伝わる、「大洲(五十崎)和紙」の伝統文化の継承を行いながら、新しい形で発展させている和紙・ギルディング・壁紙の手工業所、「五十崎社中」さんです!
大洲和紙は、豊かな山の恵みをたっぷりと含んだ、清流小田川の美しい水から作られる手漉和紙です。
商品について
今回ご提携いただいている商品は、「ゆらりイヤリング あられ」と「ゆらりピアス あられ」の「Blue」と「green」のそれぞれ(各)2色になります。
ガラス玉の中に埋め込まれたのは、五十崎(大洲)手漉和紙にフランスの金箔技法ギルディングで装飾を施した五十崎社中さんオリジナルのギルディング和紙になります。
また、ガラスは宇和島のアクセサリー職人、暁工房さまとのコラボレーション商品です。
全て手作業で和紙から作られているので、唯一無二のデザインになります。和紙と箔の繊細な輝きが、ガラス玉に閉じられた美しいアクセサリーなのです。
わたしも「ゆらりイヤリング あられ」を購入させていただきましたが、ガラスの中にある和紙の温かさとたおやかだけれども凛としたその存在感に、幾度も見つめては息がこぼれるような美しさを感じます。控えめだけれどもそこにあることを主張するような、繊細で力強いデザインなので、少しシックにきめたい日や、乗り越えたい日があるときは、「ちいさな勇気」をくれる、そんなわたしの宝ものになっています。
五十崎社中さんとSea Sideの出会い
私たちは「愛媛の伝統文化をSea Sideというメディアを通して次世代に伝えていく」といった目標を掲げているため、愛媛の伝統工芸を新しい形で次世代に伝えていくために取り組まれている五十崎社中さんとは、ぜひともご一緒させていただきたいと願っていたことでした。
また、商品である和紙やアクセサリーに関しても、和紙が持つ温かみを残しつつ、日常で使用しやすい形として発展させているお姿を拝見して、愛媛県内や愛媛県外の人たちにもっともっと知っていただきたい、と感じたので、今回ご依頼させていただきました。
そして今回、「五十崎社中」代表の齋藤宏之(さいとうひろゆき)さんにお話をお伺いしてきました。
齋藤さんは神奈川県で生まれ、Iターンで愛媛へ移住されたのちに大洲和紙の伝統を守るために「五十崎社中」を2008年に創業されたそうです。
愛媛から世界へ
齋藤さんはIターンで愛媛へ移住されたとのことですが、愛媛へどんな想いがあるのでしょうか
齋藤さん:愛媛は食も美味しいですし、穏やかで住みやすい場所なのでとてもいいですね。また、愛媛の魅力はまだまだ十分には知られていない素晴らしい場所や物、文化などが多くあるということだと思うので、そういった発信の機会を生み出しやすいことは素敵なことだと思います。
また、私自身の願いとして、愛媛の中で大事に育んできた伝統工芸や文化などを多くの人にもっともっと、知ってもらいたいという願いがあります。、だからこそ、大洲和紙を愛媛県内だけではなく世界中に知ってもらいたいです。
日本の市場は今後、人口が増えていくとも限らないので、伝統を守っていくと同時に常に新しいものにチャレンジをしたり、取り入れたりしないと世界では戦っていけません。日本が誇る伝統工芸を守っていくためにも、世界中にもっと和紙の魅力が広まっていけばなと思っています。
なるほど。愛媛県内だけではなく世界を視野に入れているのですね。愛媛の伝統芸能を世界に羽ばたかせること、とても魅力的です。齋藤さんは和紙や商品に対してどんな想いを持たれていますか?
齋藤さん:和紙は1枚1枚、手間暇をかけて作っているので、血と汗の塊のようなものです。だからこそ、粗末にしてはいけないなと思うのです。そのため、和紙自体は日用品ではありますが、1枚1枚の生み出された想いがあることを知っていただき、大切に使ってもらえたらとてもうれしいです。
また、今後はもっともっと、和紙のよさを活かしたかっこいいものを作りたいですね。あとは、若い世代の意見やアイデアも積極的に取り入れて新たな形の和紙やギルディングと組み合わせたものを今後も作って、大洲和紙を愛媛や日本中、また世界に向かって広めていけたらなと思います。
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クラウドファンディングリターン商品「ゆらりイヤリング あられ」と「ゆらりピアス あられ」の「Blue」と「green」はこちらからどうぞ。
五十崎社中さんのウェブサイトはこちらをご覧ください。
Instagramはこちらです。和紙作りの風景や商品情報などを随時更新していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
risa / Writer
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