船で渡る“市道”!?あの映画にも登場した三津浜にある観光スポット「三津の渡し」

“市道”というと陸の道路を思い浮かべる人が多いはず…!ですが、愛媛県松山市に船で渡る市道があることをご存知ですか?
今回は、船で渡る市道『三津の渡し』についてご紹介します。

目次

「三津の渡し」とは

『三津の渡し』は市道高浜2号線の一部として、三津と港山の間約80mを結ぶ渡船です。
市道として、年中無休・無料で年間約4万人の方が利用しているとのことなので、住民にとっても欠かせない公道です。

時間は、朝の7時から夜の19時まで運行しています。
人だけでなく、自転車の乗船もできますよ。

500年以上前から続く歴史のある公道

その始まりは室町時代にまでさかのぼります。港山側にあった港山城への物資輸送や、三津浜側に食料を調達するため利用したのがはじまりと言われています。
なんと、あの江戸時代の俳人『小林一茶』も句会に参加するため乗船したのだとか!
参照(松山市ホームページ):https://www.city.matsuyama.ehime.jp/shisetsu/kuko/mituwatasi.html

いざ、乗船!

待っていると船がやってきます。

近くまで船をつけてくれるので、乗り込むといざ出発です!

ゆっくりと進んでいき、真ん中あたりで旋回します。

船内はサイドの壁がないため、景色を一望することができます。海風を体いっぱいに感じることができるのも、魅力の1つです。

実際にこの船を経由することで『梅津寺』にも15分ほど歩くと行くことができるので、お散歩がてら三津浜〜梅津寺を回ってみるのも良いかもしれません。
船で移動する公道は珍しく、県外の観光客にも人気のスポットの1つになっているそうです。

実はあの映画にも登場したスポット

『三津の渡し』は、松山を舞台に、ボートに青春をかけた女子高生たちの青春の姿を描いた、映画『がんばっていきまっしょい』にも登場してました。
また、航路近くにある『湊三嶋大明神社』はこの航路を守る神社です。神社からは航路を走る船と港町を眺めることができますよ。

500年以上続く歴史のある『三津の渡し』。
三津浜を訪れた際はぜひ乗船してみてくださいね。

最後に

今回ご紹介したところ

三津の渡し
運行時間:7:00〜19:00
     随時運航、年中無休(荒天などにより、運休する場合が有り)
所在地:(港山)愛媛県松山市港山町/(三津)愛媛県松山市三津3丁目
アクセス:伊予鉄港山駅から徒歩2分/伊予鉄三津駅から徒歩15分

risa / writer

seaside-instagram

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

〰︎ よかったらシェアお願いします 〰
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次