皆さん、こんにちは。ゆきです。
夏の暑さがおさまり本格的な秋の訪れを感じはじめる9月。いかがお過ごしでしょうか?
前回は、GOTOEHIMEさんとのコラボ記事である、興居島を紹介しました。
今回は、愛媛県今治市にある大三島という島を思い出とともに紹介します。
大三島は、全国的に知名度も高い今治タオルで有名な、今治市の上部に位置する島です。
愛媛で生まれ育った多くの方は小学生の頃に、大三島少年自然の家にへ行ったことがあるのではないでしょうか?
10年の時を経て、大三島へ
私と大三島の思い出は、小学校の学校行事である集団宿泊研修で”大三島少年自然の家”という合宿所へ行ったことだけでした。
しかし、あるきっかけで21歳の夏、もう一度行くことになったのです。
そのきっかけは、東京のインターン先で出会った尊敬している皆さんが愛媛・大三島に行って地元の高校でイベントを開催する、というところから始まりました。
私は、その旅の中で少しだけ一緒に過ごすため、東京のインターン先から愛媛に戻り今治の大三島に行きました。
今治には知り合いがいるので何度か遊びに行ったことがあるのですが、大三島は本当に久々でした。
今治駅から大三島行きののバスに乗り約60分、島に到着。
そして、今回一緒に同行しているその方々と
島の高校である愛媛県立今治北高等学校 大三島分校に向かいました。
大三島の高校に、触れる。
到着してすぐに待合室に案内され高校の先生方と挨拶をしました。
その時、高校の教頭先生がくれたのは、島の形をしたキーホルダー。
「自分で削って作ったんです。」と照れながら教えてくださいました。
その手彫りのキーホルダーは、1人で上京していた私にとって愛媛のぬくもりを持ったお守りのように感じて、それからもしばらく携帯につけていました。
付け具の部分が壊れてしまいましたが、今も大切に保管しています。
授業には、海が近くて涼しい海風を感じながら参加したことを覚えています。
大三島の学生たちは、東京から来た私たちに興味津々。
最初に声をかけてくれた女子高生は、「アイシャドウめちゃめちゃキラキラしてるんですけど、何使ってるんですか!?」でした。
その質問がすごく高校生らしく、一生懸命に背伸びをしようとしている姿が可愛くてふふふっと笑ってしまいました。
授業後には、高校生と一緒に島で一番大きな木の間を通ったり、海際にいって夕日を眺めたりしました。
その時感じた一瞬一瞬が、小学校の時に感じた自然との共存(触れ合い)の感覚に似ていて懐かしくなりました。
終わりに
愛媛には、島が多く存在します。興居島、大三島、中島などなど…。
自然の中で過ごす非現実的で、ゆっくりと過ごす時間は、忙しい私たちの日々から切り離してくれます。
この大三島の旅も、もう1年という月日が流れてしまいました。
一緒に行った人たちやあの時仲良くなった高校生たちには、しばらく会えていません。
しかし、私にとってはとても大切な一瞬で、島での夏の思い出の1つになりました。
あの日の夏の思い出は、たとえ誰かが忘れていたとしても、私の中でちゃんと生きています。
過去に、少しだけ世界線が繋がって出会えた人たちとの思い出は、ずっと忘れないものです。
あなたにもそんな夏の思い出があるのではないでしょうか?
ゆき / Writer
コメント