こんにちは、anninです。今回は、愛媛県大洲市にあるカトラッチャ珈琲焙煎所に行ってきました。
まずは、カトラッチャ珈琲焙煎所に着くまでの間に立ち寄った内子町での一コマをご紹介します。
※2021年10月に訪れた時点での内容になります。
築140年の商家をリニューアルしたお蕎麦屋、下芳賀亭
内子に到着し、まずは腹ごしらえ・・・ということで訪れたのは下芳我亭(しもはがてい)さん。内子の街並みの中にある、風情ただようお蕎麦屋さんです。
店内に入ると、趣がありながらもどこか懐かしさを感じさせられる和室が広がります。早速お蕎麦を注文し待っていると、店内にいらっしゃったボランティアガイドの方がお店の歴史について教えてくださいました。
下芳我家は芳我家の分家で、築140年の商家を改装し現在は下芳我亭として営業しています。ちなみに2階は和紙のギャラリーになっており、折々で催し物をされているそうです。
お話を聞いているうちに、注文したお蕎麦が届きました。私はざる蕎麦と焼豚玉子飯のセットを食べましたが、お蕎麦はもちろん、焼豚玉子飯もデザートのシフォンケーキと柿も美味しく、お盆に飾られた小さなお花も綺麗で癒されました。
お腹も満たされたところで、いざ大洲へ。大洲に着いてすぐ、カトラッチャの近くのコスモス畑に寄り道しました。川の前に一面の桃色のコスモスが広がっていて、思わずメンバー全員で「綺麗!」と声をあげて駆け寄りました。それぞれ思い思いにコスモスの写真を撮ったり、メンバー同士で記念撮影をしたり、思う存分に楽しみました。
こだわりの珈琲を飲むことができる、カトラッチャ珈琲焙煎所
コスモス畑を後にして、今回の目的地のカトラッチャ珈琲焙煎所(ばいせんじょ)へ到着しました。こじんまりとしていますが、おしゃれな外観のお店です。
木とガラスが組み合わさったドアを開けると、珈琲の深い香りと、笑顔で珈琲を淹れている店主の今井さんが出迎えてくれました。
店内を見渡すと、まず珈琲豆がいっぱいに入った瓶がずらっと並んでいるのが目に入ります。カトラッチャ珈琲焙煎所の珈琲豆は、ホンジュラスの農家さんと直接やり取りしている店主の今井さんこだわりの珈琲豆です。瓶の前にはそれぞれの生産者さんの名前と味の説明が書かれた紙が置いてあり、注文しやすくなっています。珈琲初心者の私も、今井さんの丁寧な説明もあって、自分好みの珈琲を注文することができました。
珈琲の注文が入ると、まず珈琲豆をコーヒーミルに入れて挽きます。珈琲豆はできるだけ焙煎してすぐに店頭に出すそう。その方がご家庭でコーヒーを淹れて飲むときにも新鮮なのだとか。豆が挽けたら珈琲を淹れていきます。珈琲を淹れる時のお湯の温度にもこだわりがあるのだと、今井さんは言います。そんなこだわりを聞いていると、お待ちかねの珈琲が完成しました。早速ひと口飲んでみると、珈琲の香りと共にフルーティな風味が口の中に広がります。私は浅煎りを選んだので、程よい酸味でとても飲みやすいと感じました。
珈琲と共に、東温市にあるnokaさんのビスコッティも頂きましたが、珈琲との相性抜群!珈琲がより進みました。
大洲に住む方々の深くあたたかい関係
先ほどご紹介したnokaさんの他にも色々な愛媛県内のお店と関わりがあり、今井さんの活発さに感心しきりでした。
ご近所さんとも深い関わりがあり、お隣の洋服屋さんを紹介していただいたり、たまたま来店された常連の学校の先生と一緒に珈琲を飲んだり、さらに、お店のすぐ後ろの線路を通る伊予灘ものがたりを近所の方たちと一緒に手を振って見送ったり・・・今井さんの人柄と周りの方々のあたたかさを感じ、もっとカトラッチャ珈琲焙煎所と大洲のことを知りたい!と思いました。
最後に
珈琲を存分に楽しみ、今井さんの人柄と大洲の方々のあたたかさに触れ、しっかりお持ち帰り用のコーヒー豆も購入してカトラッチャ珈琲焙煎所を後にしました。珈琲の味はもちろんですが、道中も、大洲も、人も面白くて興味深くて素敵なので、皆さまも是非訪れてみてくださいね。
今回ご紹介したところ
カトラッチャ珈琲焙煎所
営業時間:12:00~17:00
定休日:月火 ※祝日の場合営業
所在地:
〒795-0051 愛媛県大洲市五郎甲2682
アクセス:
■駅からのアクセス
JR予讃・内子線 / 五郎駅 徒歩4分(260m)
JR予讃・内子線 / 春賀駅 徒歩27分(2.1km)
■バス停からのアクセス
伊予鉄南予バス 八幡浜長浜線 五郎駅前 徒歩2分(100m)
TEL:0893-25-3838
annin / Writer
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