みなさん、夏も終わりに近づきつつありますね!まだまだ暑い日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は、愛媛でも有名な観光スポット、「下灘駅」についてご紹介します!
松山駅から普通列車で約1時間ほどにある下灘駅は、愛媛県伊予市双海町大久保にある、かつて「日本で一番海に近い駅」として有名になった無人駅です。毎年季節を問わず、多くの県内外の人々が訪れている愛媛随一の観光スポットです。今回は、そんな下灘駅の魅力について、Sea Sideならではの目線でお届けできればと思います。
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、政府や自治体の方針に従い、外出自粛要請の出ているエリアにおいては、不要不急のおでかけはお控えください。
魅力①:瑞々しい海が目の前に広がる
標高11mと少し小高い場所にある駅なので、駅のホームから見える目前の景色は海一色!晴れた日には、日差しをいっぱいに浴びた穏やかな波が、きらきらと反射した伊予灘の海を眺めることができます。
また、遮るものが何もない駅のホームから、遠くの島々も鮮明に見ることができます。そして海が近いため、さわやかな潮の香りと、駅のホーム内で地元の方が育てている季節の花々の香りが時折、風で運ばれてきます。目で見て、潮の香りを感じて、風を身体全身で受けて…「季節」を様々な角度から楽しめます。
また、夕暮れ時には目の前の海と空がゆっくりと橙黄色に染まっていく、まるで絵具を静かにパレットの上で染み込ませていくような、美しい景色を見ることができます。
魅力②:時の穏やかな流れを感じるような列車
続いての魅力は、列車です!下灘駅に止まる列車は、基本的には1両編成の列車か、観光列車である「伊予灘ものがたり」になります。
列車がゆっくりと駅のホームに近づいて、そして去っていく様子は、都会の忙しない列車の往来とは異なり、時の穏やかな流れを感じるような時間を味わうことができます。
特に、「伊予灘ものがたり」の列車が駅を発つときは、駅のホームにいる人と列車に乗っている人々で、互いに手を振り合うような光景も時折見られます。
このような自然と心温まる交流が生まれることも愛媛の「人が温かい」という土地柄を表していることの1つなのかなと思います。
魅力③:シンプルだけれど趣のある駅
そして3つ目は、とても洗練された形の昔ながらの駅としての魅力です。改装されながらも今もなお、形を残している木造の駅舎は、木の温かみを感じるとともにどこか懐かしいような気持ちにさせてくれます。
また、駅のホームも屋根とベンチがそこにただあって、その先に一面に広がる海、というとてもシンプルな構図の駅です。その佇まいに趣を感じるとともに、撮影した際に映り込む要素が、「駅のホームと、海」と様々なものを省略した先にあるわかりやすさが、撮影した時に撮りたいものや被写体を際立たせてくれるのだろうなと思います。
最後に
下灘駅は、愛媛県内の人の中でも知らない人はいないというほど有名な観光スポットかと思います。
自然の中にある「昔ながらの」変わらないまま存在する愛媛の魅力を、五感で感じることができるので、愛媛の「自然」を満喫したい方にぜひ、おすすめしたいスポットです。
他にも、愛媛はたくさんの美しい場所があります。これからもそういった場所を「Sea Side」の観光記事として、ご紹介していきます!
今回ご紹介したスポット
下灘駅
〒799-3311 愛媛県伊予市双海町大久保
電車:JR松山駅から普通列車で約1時間ほど
車:JR松山駅から50分ほど
▼駐車場について
下灘駅前駐車場(6台)
下灘駅臨時駐車場(20台ほど)
しもなだ運動公園駐車場(30台以上スペースあり)
画像引用元: https://www.city.iyo.lg.jp/keizaikoyou/29jrshimonadaeki_rinjityuushajou.html
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